きらきら星も最後の月、3月になりました。
節分会
節分の日の朝の会。「豆まき」を元気よく歌い、節分製作のお守りでんでん太鼓を手に、鬼退治のための「武器」である松ぼっくりを集めに森へ出発しました!
去年も経験している子たちは、松ぼっくりがいかに大事なアイテムになるかを理解しているのでしょう。宝物バッグがいっぱいになるほど夢中で拾い集めていました。一方で、「鬼退治って何のこと?」という様子の子たちは、道草をしたりごっこ遊びをしたりと、いつものように森の魅力を楽しみながら進んでいきます。
松ぼっくりを拾いながら「鬼さん、いつ出てくるのかな? ぼのちゃんがここにいるから出てこないかな(※私を鬼だと思っているようです)」なんて笑わせてくれる子も。
そんな中、先頭を歩いていた子がピタリと足を止めました。目を逸らせないといった表情で「い、居る……」と一言。突然、2匹の鬼が現れたのです!
後ろにいた子たちも鬼に気づき、辺りは一瞬で静まり返りました。「こ、こわい……」とその場で泣き出してしまう子。勇敢に鬼の元へ駆け寄り「鬼は外!」と松ぼっくりを投げつける子。その姿に勇気をもらい、少し離れた限界地点から必死に投げる子。仲間の背中に励まされ、泣きながらも一歩ずつ近づく子。何が起きたか分からず、時間差で怖さが込み上げてきた子……。
最後はみんなで「鬼さん、バイバーイ!!!」と、見事、鬼を追い払うことができました。
節分の本来の由来とは少し異なりますが、「鬼」という存在のおかげで、子どもたちの「今の全力」が浮き彫りになる瞬間でもあります。いざという時、自分でも思いもよらなかった力や勇気が湧いてくる。仲間と一緒なら、その力はさらに大きくなります。それが後に、自信や心の支えに繋がっていくのではないでしょうか。
鬼の役を終えてお母さんに戻ったお二人から、「我が子の見たこともないような真剣な表情、一生懸命な姿を間近で見て、胸が熱くなりました」という言葉をいただき、私もまた胸が熱くなると同時に、思い切って鬼役をお願いして本当に良かったと感じました。
また、園舎で美味しい節分料理を作って待っていてくださった皆様も、本当にありがとうございました。