歩くこと

 1月も電車遠足など保護者行事へのご参加ありがとうございます。

保護者の皆様の暖かい見守りの中でこどもたちすくすくと育っていることを感じます。

 先日、ほし組の時間に園舎から歩いてすもも公園まで行ってきました。行き1時間、帰り30分の道のり、病み上がりだったこともあり、疲れたことと思いますが、ほし組さんは歩いて、公園で遊んで帰ってきました。すもも公園は富士川町と南アルプスの堺にある公園で、車で行けば5分ほどの距離です。歩くとなんと遠いこと!どうして車で行かないの?とこどもたちに尋ねられながらも、ひたすら歩き続けました。

 歩く道中、小さな小さな祠がたくさんあること、犬や猫にあいさつしたこと、帰りの川沿いの道では保護犬を散歩している方に会い、お散歩の犬と一緒に歩いてきました。川からは鴨が飛び立ちびっくり。川遊びができそうな場所も見つけたり、そうやくんのお友達の隣のおじいちゃんに会ったり、たくさんの発見がありました。ゆっくりが様々な気づきを与えてくれました。スローフードという言葉がありますが、スローモビリティも見直されてよいかもしれない。幼児期のこどもたちと一緒にいると、すべてが非効率、非合理的なのですが、大事なものに気づかせてもらえます。そんなに規模を大きくしなくても私たちは笑って暮らせるということ。

 また、森のようちえんネットワークの視察で長野県茅野市のささはら認定こども園を見学させて頂きました。こちらのこども園は森のようちえんを日本に取り入れた内田先生が地域から頼まれて始めた園で、公立保育園のおもかげを残しながらも徐々に森のようちえんに移行している様子が見られました。最近は、木育ブームで都会でも有名なデザイナーが設計した美しい木造園などがありますが、ささはらはテーブルからロッカーから一つ一つ手作り。変わりゆく途中でも保育が行われ、雑然としているといえばそうなのですが、この過程をこどもが見ていくこと、保育者が自分の手で生み出していくこと、生み出されたものは何一つ同じものはないこと。ゆっくりゆっくり、人が生み出せるスピードで時間が動いていく。これが人を育てるということなのではないか、と改めて感動しました。

 きらきら星としても、日々原点に立ち返り、何がこどもたちに必要なのか、ということをしっかり考えながら、一日一日を大切にしていきたいです。  

         

2026年2月通信

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