今年も畑をお借りして、じゃがいもを植えました。
種イモを切る作業からスタート。
「もう一回切りたい。」
という子に、「いいけど、何個じゃがいも切るの?」と聞いた。
そうしたら、畑のうねに数えに行った。
スタッフが足を目安(じゃがいもは30センチ間隔くらいで植える。)に一つのうねを数えて、
「こっちは15個。」
ある子がもう一つのうねを数える、が、畑の真ん中に立っただけで、指を適当に動かして「30」と
言った。
「15と30だって。」
年長さんが「(うねが)同じ長さなのになんで数が違うの?おかしくない?」と一言。
すごい!そこに気づいた!
「ああ、そうか。」もう一回今度は足を使って数え直す。
「17!」
「15と17だね。」
切ったじゃがいもを数える。泥団子を作っていたちびっこたちも集まってきた。
「17だ。」(あっているかはわかりませんが)
小さい子たちも帳尻をあわせて「17だ。」
「それで、足りるかな?」
さて、ここで困った。15+17がわからない。
年長さん考えます。
「あと3個足りないんじゃない。」(これは適当に言ってます。)
ここは素直にみんな3個切る。
そして、もう一度一から数えだす。
ちびっこも含めて全員が「1,2,3、4」と数えだす。
「ああ?わかんなくなっちゃった。」
もう一回。
「あ!並べればいいんじゃない。」
子どもたち並べます。その並べるのの早いこと。
みんなが丸くなっているので、じゃがいもも丸く並べられるのがかわいらしい。
「21。」
しかし、やはり15+17がわからない。
「・・・」
「とりあえず、植えてみればいいんじゃない!!」
子どもたちじゃがいもを持って走る!!
こんなふうにして無事じゃがいも植え終了。
改めて、年長さんは学校に行く年齢なんだな、と感じました。