今日は午後から近くの公園へ。

森のようちえんでは、珍しく車道を歩くので、いつも電車歩きで行きます。

電車歩きとは一列に並んで歩くこと。山梨県は歩道があまりないので、この一列歩きが具合がいい。

先頭と最後は年長さん。いつも年長のS君はこの電車歩きにすごーくはりきってくれる。

今日は、S君の一声で帰りの会の途中で練習ということになり、みんなで並んでみた。

S君ははりきりすぎて、ちょっと厳しい、、ので、親子参加の小さい子たちは恐れをなして?やっぱりお母さんといく、ということになる。

いざ、しゅっぱーつ!!途中もS君の厳しいゲキが飛ぶ。一人脱落。

年少さんのMちゃんはいつも元気な子。でも、今日は口をまっすぐに結んでひたすら歩く。

途中、私と目が合った。おもわず口がへの字になり、目がうるうる。手が私のほうに伸びてきた。

「もう少し、がんばれ。」と小さな声で返すと、口をきゅっと結んで、顔を前に向けて歩き出した。

Mちゃんは知っている。お母さんがいないようちえんでは、自分でやるしかない、ということを。

どんなことがあっても自分で何とかしなければいけない。

自分で考えて、自分で行動して、Mちゃんは今日も一生懸命生きている。

お母さんがお迎えに来てくれて、「足を踏まれちゃったの。」とはにかみながらお母さんに伝えたときのMちゃんの顔がとても大人に見えました。

 

 

電車でゴー

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