ぎょうざをみんなで作ると仲良くなるらしい。
というわけで、9月の野外炊飯はぎょうざ作りでした。
いつも野外炊飯では好きな食材を持ってくることになっています。
自分の好きなもの、何でもOKです。
それで、自分の好きなように作る、というスタイルです。
きらきらの子は、自分の好みもはっきりしているし、小さい子もいるし(戦力にならないばかりか、じゃまをする。)で、こういうスタイルが一番やる気になるみたいです。
このさい協調性は望まない(といっても火起こしでは、チームプレイが必要になりますが。)かわりに、全部自分でやります。
とはいえ、子どもなので、いつも何かしら起こる、そこをどうするかが毎回課題となるわけです。
今回は、ぎょうざ作りはスムーズ、しかし、焼きあがったぎょうざを乗せるお皿を忘れた子が何人かいた。
予備のお皿もバットもお弁当箱のふたもあるので、そんなにたいした問題ではないと思っていたのですが、
「お皿がない。」といって、どうにも動けない。
中でも一人の子は、「ぎょうざ焦げちゃうよー。」にも、「だってお皿がないんだもん。」
見かねたお母さんたちが、「お皿あまってるよ。」と声をかけてくれても、「そんなかわいいお皿はやだ。」(えー、そこにこだわるのー)
しばらくふてくされていましたが、フライパンの数に限りがあるので、早くぎょうざをどかしてくれないと次の子が焼けない。
さて、どうする?
ぶつぶつ独り言を言い出した。「○○君のお皿がいいんだけどなあ。」でも、本人には言いにいけず、、、
いつも仲良く遊んでいるのに、どうして言えないんだろうね。
結局、その子が食べ終わってお皿を洗い終わったタイミングで、手を差し出したら、「お皿使いたいの?」「うん。」でお皿を手に入れた。
今回の件でその子なりに次につながる学びがあれば嬉しいです。次回はどうなるかな?