先週は森のようちえんの研修に行ってきました。今回もとても有意義な研修でした。こちらのお話はまた後日。
昨日は小雨でしたが、小雨の森はなかなかいいものです。
この日はYさんがファシリテーターの教育カフェが開催の日とあり、たくさんの方が集まってくださいました。
教育カフェのお話(とても良かった!!)はご参加の皆様にお聞き頂くとして、今回はくるみのお話です。
森林研究所のコースにくるみの木があり、大人たちが「くるみだ!くるみだ!」と盛り上がり、子どもたちとくるみを拾ってきました。
くるみの木を見て「くるみ、ブドウみたい!!」と子どもが言うのでくるみの付いているところを見ると、なんと本当にブドウの房のように実がついている。
知らなかった、、何だか感動。1歳のちびちゃんも「ブドー、ブドー、たべたいねー」なんて言っている。
さて、お昼が終わって雨の中Mちゃんのお母さんが宝物袋の中をあけてみた。
じゃーん!!
どんぐり、松ぼっくり、カリン?色々あるけどやはり今日はくるみ。
「これって中どうなってるのかな?」
とりあえずむけるところまで剥いてみる。
硬い殻がでてきた。
「これはどうやったら割れるの?」
大人も子どもも真剣。
J君「割れないよ」結構冷静、、、
大人「リスはどうやって割るのかな?」
J君「歯でかじる」
大人「じゃあ、歯でかじってみる?」
K君「石は?石で割る!」切り株のところまで走っていって「ここで割る!」
みんな「石を持ってこよう!!」
年長さん大きな石、年中さん中くらいの石、未満児さん手ぶらで戻ってくる。
いよいよくるみ割り!
「せーの」、ドーン「あー!!」
勢い良すぎて粉々になっちゃった、、、
その粉末くるみをみんなで試食。
「おいしーい!」「いらなーい」反応は様々でしたが、大人も子どももみんなが一つになった瞬間でした。
森のようちえんでは何気ない一こまだけど、森のようちえんをやっていなければ出会えなかった本当にきらきらした時間です。
そんな時間を共有させてもらったことに今日も心から感謝です。